2014年4月4日金曜日

DACCの水が変わりました!~カンボジア コミュニティー支援~<船津>

C館の水道工事
これまでDACCでは地下の水をポンプでくみ上げた地下水を使用していました。水が生臭く、洗濯をしても茶褐色の色がついてしまうのような水質のものでした。おまけに水をくみ上げるポンプのモーター音が一日中うるいさい毎日。

近隣の住人の方たちも、料理や水浴びに使う水がこれでは、子ども達の健康や皮膚を気にされていました。この地域にも早く安全な水道がひかれるのをずっと待たれているような状態がDACC設立当初より続いていました。

シェムリアップでは、すでに水道が引かれている地域もありますが、聞けば予算が足りないため、すぐ側の市場へ行く道までは安全な水がきているものの、一本脇道に入っているこの区域まではまだその水は届いていないとのこと。

DACCのC館お迎えにお住いのモニーさん一家は、日頃より私たちのDACCやセダナJAPANの活動にも協力してくださっているご一家です。

モニーさんが、何度かこの地域の担当者へ、早く水道をひいてもらえるようにかけあわれたようですが、答えは2年~3年待ち。。。それだってもちろん確約ではありません。

それで、モニーさんたちは、地域の住人たちへ呼びかけて、「ウォータープロジェクト」を立ち上げ、皆でお金を出し合って自分たちで水を引く工事を自分たちの手ですすめることに・・・

近隣の方の家を一軒ずつまわり、呼びかけをされていましたが、住宅地のこの辺でも生活の格差はとても大きく、貧しい暮らしをされている家族も多いのが現状です。一家族の負担金140ドルが支払えない家も多く、最終的にこのプロジェクトに賛同して参加された家は10数件だったそうです。

※ちなみにカンボジアの平均月収は100ドルほど。それにみたない方も多い現状です。

それでは水道工事の資金は足りず、貧困層への支援協力につながることがわかり、この地域のコミュニティー支援として水道工事事業へ不足分の提供をさせて頂きました。

また、DACCで安全な水が使えることは、ここで常駐して生活をさせて頂いている私たちも大変ありがたいことです。また奉仕研修で利用させて頂いているA館も水道になることで、日本人の皆さんがご宿泊の際にも、よい水を使って頂け、またうるさいポンプ音も改善されます。

しか~し、ここはカンボジア。実際に水を使ってみるまでは、安心はできません。

いざ工事が始まると、モニーさんの一家もC館のオーナーさんもつきっきりで工事を監督。手抜き工事のないよう色々と指示を出されていました。最初にモニーさん宅に水道が引かれ、翌日にC館に引かれました。

C館の水道の配管を交換される大家さん

C館に水道が引かれたときは、モニーさんのご主人も、C館のオーナーさんも手をたたいて喜ばれていました。

「KABA子。この水は飲めるよ。ピュアウォーター!ピュアウォーター!」とお二人からすすめられました(笑)。※DACCから15㎞ほど離れたバライ地区の水が(大きな浄水器でろ過された安全な水)引いてあるそうです。

コップについでみると、たしかに濁りはないようですが、前の井戸水と比べてみるとなんかこれまた違う臭い。。。
さすがに飲んで実験する気にはなれませんでしたが。。(熊本育ちなので、おいしい水を飲んで育ったのでカルキ臭が苦手です)

でも、実際にシャワーをしてみると、石鹸を洗い流すときのヌルヌルもすぐ消え、洗ったあとに石鹸の香りがしました♪
(当たり前のことなんですが。。石鹸で洗って石鹸の香りがするのは。。しかし、ここではけっこう奇跡的なことなのです!!)

これまでは、石鹸で洗っても水の生臭さが残り、洗濯しても洗剤の香りではなく、さびた鉄臭いにおいがしていたのが改善されました。

水メーター

水の切り替えレバー











水メーターが取り付けられ、今後は、1立方メートルあたり1200リエル(約25円)の水道代がかかることになりました。

上水道が整ったら、次は垂れ流しのままの下水道が気になります。もうすぐ雨季に入りますが、下水工事も配管が途中まで埋められたままで、工事はずっとストップのまま。

カンボジアのインフラ状況、(水、電気、道路、ゴミ問題)と色々あげればまだまだきりがないですが、DACCで活動させて頂く中で、近隣の方たちと協力しあい少しずつ少しずつでも改善していけたらと願います。

日頃より、みなさまのご協力のおかげで、DACC近隣の水道工事を行うことができました。ありがとうございました。

これからも、引き続きカンボジアDACCへの応援をどうぞよろしくお願いいたします。

(reported by KABAKO)