2014年10月11日土曜日

福山協働体験学習リトリート<森田>

今日から福山協働体験学習リトリート【稲刈りを体験】が始まりました。

リトリートは、セアロ師を招いて開催する予定で参加者を募り、
たくさんの方のご予約をいだだいておりました。
しかし、今回は講師不在の中で開催することになってしまいました。

主催メンバーは毎回セアロ師により、色々なアドバイスをいただいておりましたが、
そのひとつひとつを行動に移す事ができておりませんでした。

そのような状況で、参加される方にも講師に対して、
大変失礼なことをしているにも関わらず、それにも気づかないままに、
今回のリトリートを迎えることになっていました。

そういった状況をセアロ師は
できていないことを、はすかしいと思わないことがはずかしいです。
主催者ができていない食文化のことを話すことは、私ははずかしくてできません。
とおっしゃいました。

また、ここは家庭菜園の延長でやっているところではなく、
プロジェクトとしてやっていること。
『ともに育ちはぐくむ』というこの拠点の原点、
なぜこれをやっているのかということをもう一度考えるようにと
アドバイスをいただきました。

セアロ師は出席されないことになったリトリートですが、
『中止ではなく開催する』というチャンスをいただきました。

反省するところは大いにありますが、
嘆いていても仕方なく、この状態でも『やる』と決めたからには
前にむかっていくしかありません。

申し込みをされているお一人お一人に、
正直に現状をお伝えさせていただいたところ、
講師不在での開催に、なんと13名の方が参加してくださることになったのです。

そのうちお二人は日帰りでも来ていただけるとのこと。
参加するみなさんから、本当にあたたかい言葉をいただき、
力をいただきました。

ではこれからどうするか。なぜやっているのか。
もう一度原点にもどりそれぞれが自分を振り返り、
主催者、スタッフで長い話し合いの時間を持ちました。


今回のリトリートの大きなテーマは「いのちを知る・生かす」です。

田畑での体験や、食を通じて体観し、
それがどれだけ自分たちが生かしてこれたのか。

食を通じて学んだ『命をいただく』という本質。
いただいた命をどう次につなげて、さらに輝かせることができるか・・・

実力以上のことができるわけでなく、それぞれができることを精一杯やるだけです。

さて、リトリート開催当日の夕方、東京、北海道、姫路、香川、広島・・・
全国各地から11名の方が集まってくださり、リトリートが始まりました。

まずは主催メンバーから、自分たちの至らなさからこのようになったことのお詫びをし、
正直に、そこで気づいたこと、今の気持ちをお伝えしました。

そしてみなさんの自己紹介。
その後に今回のリトリートに関するテーマと自分とのかかわりについて自分たちの気づきや思いを話しました。

「広島のメンバーともっと深くつながれることが嬉しく、セアロ師がおられないけれど、
アドバイスがいただけない分、自分でしっかりしないといけないと思った。自分にとっての成長になるようにしたい。」

「初めてのリトリート、セアロ師に会いたかったけれど、こういう体験はそうあることではないので、しっかりと味わってかえりたい。」

主催メンバーは、皆さんの話を聞き、その意識の高さに啓発され、
また皆さんのあたたかさが心にしみました。

次に1回目、2回目とすでに終了したリトリートでテーマや、
その時にセアロ師からいただいたお言葉や、自分の気づきなどを思い出しながら、
みなさんと今までの写真をみていきました。
ここではざっくばらんに、あちこちでみなさんからの体験からの気づきを
シェアいただくことができました。

最後に、今回『稲刈りを体観』する中で 今回のテーマである『いのちの輝き』について、時間をとって自分をみつめていただき、ノートに各自で書いていただきました。
シェアできる方はみなさんに話していただきました。

「その人、その人の輝く瞬間、今を生きて今を感じる瞬間。過去を悔やむことも無く、
未来を憂うこともなく、稲の輝き、土や草の匂い、風の音をきいたり、瞬間を感じ、おいしい食事で五感をフルに感じてかえります。」

「稲は稲としていのちを輝かせ、それを通じて自分の命の輝きはなんだろう。自分のいのちの輝きで生涯を終えられるようにいのちを全うしていきたい。」

「稲かりを通じて自分と向き合う時間をいただくのだと思う。」

その後は、リトリートのテーマを自分のテーマに落とし込んだところで、
瞑想をしました。

スリランカの車椅子プロジェクトの話、マイエンザの説明、拠点での注意事項、明日の食事などの下準備等を明日に備え、整えて、1日を終えました。

あしたは、いよいよ稲刈りです。
それぞれの稲刈りを体観できますように・・・・