2014年10月13日月曜日

福山協働体験学習リトリート:最終日 <横田>

リトリートも最終日を迎えることとなった本日は、近づいてきている台風の影響で天候が気になりましたが、なんとか予定時間内には、雨も降ることなく、思う存分稲刈りを実施することができました。
手刈りの説明を受けている様子
予定より少し早めの時間から、手刈りでの稲刈りを始めました。機械で刈り取る田んぼに、機械がスムーズに入れるように、四隅の端部分を手刈りしていきます。
また、少し前に到来した台風の影響で、稲が倒れてしまった部分も機械では、刈ることができないので、こちらも手刈りを行っていきます。昨日の体験が活かされているため、みなさん、サクサクと刈り取りをすすめられていきます。そして機械刈りで発生した落ち穂を拾い集めたりと、実った稲を無駄にすることなく、みんな一生懸命に刈り取っていきます。
こちら機械で刈り取り中!


この後、希望者のみで、包丁研ぎを学習してきた仲間より、包丁の研ぎ方を教えて頂きました。食べ物に関係が深いこの拠点で、大切な素材の命を活かすことができるように、学びの機会を設けました。
教えてくれる仲間は、みんなの為に資料を準備してくれていました。



みなさん、非常に熱心に教えてもらったことを参考に、包丁研ぎに挑戦です。すぐに切れるようになる方、そうでない方もおられましたが、最終的にはみなさんの包丁はよくきれるようになりました。
この機会に、仲間の為に研ぎ方の資料を手作りで準備してくれた仲間に改めて、感謝です。

包丁研ぎ以外のメンバーは、稲刈りをしたり、サツマイモ堀り、枝豆とりをしておりました。福山ならではの体験が盛りだくさんです。

午後からは、全員で、感想や気づき、また今後この学びをどう実践していくかなどを分かち合いました。
参加者の方々のお話を一部紹介します。
「田んぼに入り、いろいろな命がかかわっていること、土や稲の香り、風の気持ちよさなどを感じて、自分も自然の中の一部であり、それぞれの命の耀きを実感した。食を通して自分を慈しむということを実践していきたい。」「心をこめて料理をつくるとみんなが笑顔になることを実感し、これからも、心を込めた料理をみんなにふるまいたい。」「お米の粒が愛おしいと感じ、稲を抱えるのではなく、抱っこしているように扱っている自分がいて驚いた。」「農業は言い訳ができない。自分に負けない自分になるためには、農体験がすごくよかった。」「価値あるものは人の心がはいっている。」など、みなさん大変意識の高い方々が集った会でした。

ここで一度、会を締めて、時間に余裕のある方々と一緒に、今後この拠点をどう生かしていったらいいのか?どんなことをやってみたいか?などの話し合いを、ざっくばらんな雰囲気の中で行いました。

いろいろな提案が飛び交い、まずは、このご縁を頂いたメンバーで、情報共有できるように、MLを開設することにしました。今後の提案であがったことは、*大豆を育て、みそ作り *料理上手な仲間を先生に畑の食材を利用した料理講習会 *ドラム缶を利用した米炊き *黒豆やお米、しめ縄をセットにしたお正月セットづくり などなど、みなさん笑顔での意見交換をしました。

今回のリトリートは、講師不在で一時はどうなることかと思いましたが、そんな状況だからこそ、みんなで作り上げるリトリートとなり、ひとりひとりが本当に主体的に自ら動くという場面が沢山ありました。このつながりを絶やすことなく、もっとそれぞれが命耀かすことのできる場となるように、心をかけていきたいと感じた会でした。