2015年2月1日日曜日

シルク村訪問<森田>

今期の国際協力人道支援事業の、カンボジアシルク村支援事業の大きな仕事である、次期仕事創出と、現地の訪問調査の時期がやってまいりました。

昨年1年間の動きを踏まえて、シルク村支援事業を担当する横田、森田の2名で準備をしてカンボジアに参りました。この事業には、現地のNGOホープオブカンボジアHope of Cambodiaの協力は欠かせません。代表でもあるプリンセス・シソワット・カンタレス妃とは、村への訪問日程や、次期事業計画のミーティング日程などをメールでやり取りし決定しています。

村への訪問は、1月30日から2月1日までとし、私たち2名は拠点のあるシェムリアップからバスで8時間かけ、まずはホープオブカンボジアの拠点のあるプノンペンにやってきました。更に、31日は終日かけて村に入り、2月1日には、シェムリアップに帰る予定です。

村の訪問は簡単ではなく、道のよいときには、そのまま車でフェリーにのってメコン川を渡り、訪問することができますが、雨季には、道が氾濫したり、橋が壊れたりして、交通手配には大変な苦労があります。

これまでに、直前に雨が激しく降り、事前に準備していたバイクをキャンセルして、馬車と小さなボートで川を上って訪問したこともあります。

今年は乾季ということもあり、ホテルから村まで、車を降りることもなく、とてもスムーズに村に入ることができました。
調査の詳細はこちらのブログをご覧ください。

Silk Village Support Project


①昨年の訪問や、昨年の活動の様子を村の方々に見ていただく。

②村の生活全般の調査
赤ちゃんも大きくなって、にぎやかになっていました。

③次期事業計画のための事前調査
織り手さんの確認です。赤ちゃんも生まれていました。

④前期の仕事状況の確認


⑤支援物資の配布をさせていただきました。
物資は直接手渡ししました。
皆さんで楽しそうに交換したり、分けておられました。
村での会話は現地語でもあるクメール語のみです。私たちの質問は英語で、それをプリンセスに通訳して頂くわけですが、事前に準備した内容は何とかなっても、質問への予期せぬ英語の答えが理解を超えると、そこは身振り手振りを使ってなんでもありです。

しかし、きちんと伝わったか理解できたとは限りませんので、英語が堪能ではない私たちは、英語の勉強はしているものの、もっと会話力を磨かなければいけないことを痛感させられます。

更に、村訪問の後は、村の人たちが頑張って手織りしたシルクを詳細確認します。
自立のため、事業継続のためには、指示通りのサイズに仕上がっているか、技術向上がなされているか、汚れや織りムラがないか、など、作ったショールを1枚1枚検品する必要があります。

数年前は、織りムラや虫のあながあいていたりと、問題も多くありましたが、技術・意識共に向上は明らかです。


ただ、今回は染めなしの規格に対し、やはり汚れやしみなどが気になりました。ただ、あの村の環境で、このような生成りの生地を、数ヶ月かけてきれいなままで織るということは、大変なことなのだろうな…、それでも言い訳なくできることが村の自立には欠かせない、などと思いながら検品させていただきました。

1回1回と訪問を重ねて、村の方々の技術と生活の向上に喜びを感じつつも、私たちも負けないよう努力を重ねて行きたいものだと思いました。