5月16日~17日まで札幌オープンハートスペース沙美で開かれました自分らしさ発見講座
に参加させていただきました。こちらの講座は連続講座で、第2回目となる今回は2日間にわたり、テーマは「生きる権利、食べる選択」でした。
料理は、食のいのちと向き合い、食するまでの大事なプロセス。セアロ師が伝える、「食とは、いのちと向き合い、いのち頂くこと」(プログラムご案内HPより)
今回は手作りされたお食事を味わうことで、いのちと向き合い、自分を深める内容となっていました。けれど、目の前に現れるお料理があまりにもの美味しさ、種類の多さに、参加者は自身を観るどころではなかったような場面も?!ありました。
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会場は興奮に包まれていました |
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バター作り |
2日目はグループに分かれてフレッシュバターを作る実習がありました。
要領よく出来上がるグループ、いくら時間をかけても出来上がらないグループ。その時その時に心動く自分がいます。それをしっかりと見つめていくと。。。
たくさんの学び、感じることが多い体験になったようでした。
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プロジェクトリーダーの勝さん |
途中、アジアの村の自立を促す最新のCOCO-DACCプロジェクトの活動がご紹介されました。このプロジェクトはまずは、ダイレクトアクションセンター(DACC)で研究開発されました。私たちのメンバーも携わらせていただいております。
まったく何も知らないところから、また、日本とは異なり、ライフラインも整っておらず、必要とする準備物も揃わない環境で、知恵と工夫を出し合い、試行錯誤されながら毎晩深夜まで研究されたそうです。
そうすると、自分たちがしているのは、もともとの伝統的な作り方であり、栄養価も高く良質なものとわかったそうです。
その成果をもって、村人のもとに直接行って説明すると、村の皆さんも想像以上に熱心にオイル作りに励まれているというエピソードにこちらまで胸が熱くなるようでした。
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出来上がった時の村の皆さんの笑顔がとても美しかったです |
今回は私たちは、食の実習を扱うということで、なにか、今日という日に参加されたことの記念や思い出すきっかけにもつながりますようにと、ミャンマー縫製プロジェクトのアイテムの中でも食にまつわるもの、エプロン類やハングタオル、ランチョンマットなど、また、心を込めて作ること、プロセスを大切に作っている福山のお米をたくさん持参させていただきました。
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エプロン特集です! |
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毎日陳列を変えました! |
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唯一の男性!よくお似合いですよ |
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淡めの色揃い |
そして、カンボジアからは1週間も経たないぐらい新しい、土壌から刈り取ったばかりのレモングラスティ。
日頃からご縁のある実習ファームがある場所から採れたマンゴーをそのまま乾燥させたドライマンゴー、
ココナッツプロジェクトから出来上がったココナッツファイバー、お肌に良いとされお風呂を楽しくさせる手作り品などを持参させていただきました。
今回のスタッフの早朝より市場に出かけ、食材を吟味し厳選して、さらに食材に向き合い、真剣そのもの真摯に向き合われる姿勢を拝見させていただきました。
その食べ物はどこから来たものなのか?
プロセスを知ることで、広がる世界があることを教えていただきました。
また、参加者の皆さまの温かさにも十分触れることができました。心米を紹介した翌日、心米を炊いて、サンプルを作って来てくださりご紹介を応援してくださった方、作品が壊れないようにラッピングの見本を作って持参してくださった方。(お写真がないのが残念です)心米でおにぎりの差し入れをしてくださった方。
スタッフの方々も何度も陳列の並べ替えにご協力をいただいたり、アンケートにご協力いただいたり、ここまで会場を作ってこられたことに感謝の思いでいっぱいになりました。
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席を外して戻ってきたら、支援物資の整理を手伝ってくださっていたスタッフ |
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最終日の朝の片付け 心米のおにぎりの差し入れ!ありがたい! |
私たちも原点を見失わず歩むことができるように、またその歩みが人々の喜びにつながることを願い活動できればと思います。
この度もたくさんのご協力をありがとうございました。参加させていただきまして、ありがとうございました。感謝申し上げます。
Reported by TOMIKO