2015年8月11日火曜日

カンボジアDACC奉仕研修リトリート 3日目 <横田>

今回のリトリートでは、期間中に広島、長崎の原爆忌があり、戦後70年に慰霊の祈りと感謝を込め平和を祈念し、椰子の木の植樹をする、という厳かな企画予定がありました。

NPO法人セアログローバル・ハーモニー・ジャパンによる「椰子の木植樹」の企画にGHSが賛同協力し、企画案内や植樹に関する場所のご提供などの協力をさせていただくことを予定しておりました。
しかし、残念なことに前夜より続く豪雨により、植樹を行う実習ファームまでの道路事情が悪化されていることが予想され、急きょ当日朝に植樹は中止となり、祈念のみをDACCの玄関ポーチのスペースで行われることへと変更になりました。

植樹を楽しみにされていた参加者の皆様を始め、スタッフもどうしたものかと頭を悩ませましたが、参加者のみなさんと共に力を合わせて、祭壇を手作りし、そこへ108個の椰子の実を並べるという予想外の展開となりました。
また、祭壇制作について、通常大工仕事などは男性がするものといった流れがありますが
今回は、女性のみで祭壇制作を行い、男性は食事の準備という日常ではあまり体験することのできない流れとなりました。
まず女性陣は設計についての打合せを行う。
あるものを最大限に有効活用し、足りない部分のみ現地で購入することになり数名の女性は、祭壇用の板を買いにでかけ、残った女性陣は徹底的に玄関ポーチを清掃することになりました。
玄関ポーチ内にある物置スパースを徹底清掃する
生まれて初めてのこぎりを使ったなどという人もちらほら。しかし、新しい体験ができるとみなさんワクワクした表情で準備を行っていました。
最年少の参加者による祭壇制作
男性調理チームを見に行くと、こちらもまたみなさんとても楽しそうに調理をされておりました。(出来上がりも絶品だったようです!)
年齢層も幅広く!一致団結して準備中でした!
これまでの数日は、毎日盛りだくさんの内容で忙しく、自分をゆっくりと見つめる機会も少なかったので、祭壇制作を始める前に参加者全員で数日過ごした中での心の動きや感想、印象に残ったことなどを分かち合いました。
若い参加者が多かった今回のリトリートにて、これからの日本を担う若者たちの素直な感想などを聴く機会がもてたことは大変有意義な時間となりました。

DACCにある長椅子やレンガ、ご寄付頂いた日本のサラシを利用して素晴らしい祭壇が
出来上がりました。全員がそろい、平和への祈念を行いました。108個並べられた椰子の実が設置された時には、その荘厳な雰囲気に圧倒されました。

一時はどのような完成状況になるのか想像もできませんでしたが、皆さんのお力でなんとか108個の椰子の実を祭壇に設置することができました。カンボジアには足を運ぶことができない方々からもたくさんの植樹お申込があり、日本からも心を合わせて祈念をして頂けたのではないかと思います。戦後70年を迎える今年、このリトリートにて貴重な祈念の機会を頂けたことを心より感謝致します。