昨日は、サジーニさんと広島の平和記念資料館に行ってまいりました。
福山から広島まで車中は約2時間。
何度か資料館に足を運んで見聞きしてきたことも、今年になって改めて日本について考えるきっかけをいただいており、自分ながらに勉強させていただき、知る限りにおいてお話をさせていただきました。
私自身、サジーニさんを案内させていただくというお役をいただき、世界大戦が行われたいきさつや、日本の歴史をお伝えしないといけないという状況になり、またスリランカについて話サジーニさんから聞いたりしたことで、自分自身どれだけ知らないことが多いかを知ることになりました。
伝えるということ。スリランカから日本に学びにこられている研修生にお話させていただくということは、正しいことをお伝えしなくてはなりません。
将来のある学生です。
なんでも吸収する力もすごく、その一生懸命さに触れるとき、身が引き締まります。
いい加減なことは言えないし、できません。
スリランカから学生を招へいさせていただくにもかかわらず、スリランカのことについて事前の勉強や、学生を受け入れるということに対しての意識が浅かったことを痛感しました。
今後、くまの園にて海外からの学生を招へいさせていただくということ。簡単なことではないな・・・
改めて考えさせられることになりました。
資料館に行く前に、原爆の子の像や、原爆ドームの見学をしました。

サジーニさん、ゆうじさんには少し前から折り鶴を折っていただき、
繋げて持参し、サジーニさんのメッセージとともに納めさせていただきました。
帰宅後は、レポートをまとめていただき、
みなさんの前で発表していただきました。
平和を祈るだけではなく、今後どうするのかというところで、
彼女はしっかりと自分の考えをもっておられ、
自国に帰ってからの行動などをしっかりとまた、具体的にかかげられており、とてもよい学びをされたと思いました。
自分の21歳のころを思い出すと、自分のことにただ必死で、
ここまで自分の国のこと、子供たちのことを考えていただろうか・・・
とわが身がはずかしくなりました。
50代にして初めて知ること、考えがいたらないことなどたくさん出てきます。
アジアの学生にかかわらせていただくことで、刺激をうけることや、反省することも多く、ありがたいことだと思います。