若葉薫る4月29日から5月1日まで、府中で開かれたガユーナ・セアロ ココナツオイル断食瞑想リトリートに主催者さまの賛同を得て、国際協力展示会を開催させて頂きました。
講師のセアロ師は初めての方にもおわかりになるように、丁寧にわかりやすくお話してくださり会場は終始温かい空気に包まれていました。
今回のリトリートでは、断食中に良質の「ココナツオイル」をとり、身体を休めながらも必要なエネルギーを取り入れ、心と精神と体を正しく美しく健やかに整えることを目的とされていました。
その良質の「ココナツオイル」とはCOCOWINの自立を目指すミャンマーの村の皆さんが心を込めて作ったバージンココナツオイルでした。
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COCOWIN 純生椰子油 |
「COCOWIN」はセアロ師の人道支援から日本語を学び日本とミャンマーの絆を深め、互いが持つ異なる豊かさを共有していこうと立ち上がったミャンマー人のWINさんを中心に活動するプロジェクトです。ミャンマーの新鮮で良質のココナツと日本の技術と情報を活用し、伝統的な手作り製法を基にした協働研究を経てCOCOWIN純生椰子油(ココナツバージンオイル)が誕生。現在は遠く、ミャンマーの村に日本の協力者が訪れるWINさんの夢も実現し、まさに生産者の顔が見えるだけで互いの「心が見える」真心の詰まったオイルだそうです。(東京ココナツオイル断食瞑想リトリートプログラムHPより)
期間中には使い方を始め、ココナツオイルの成分、脂質についての勉強の時間が設けられ、その他、出来上がるまでの工程や家庭、背景などをご紹介する時間がありました。
また、何より、ミャンマー人のウィンさん、ガッツさんの発表が参加者の皆さんの胸を打っていました。
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学習 |
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酸価について 実験 |
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ミャンマー ガッツさん |
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COCOWIN 代表 ウィンさん |
お見受けするに断食リトリートですが、ココナツオイルのおかげで、皆さん体調も崩されずお元気そうでした。
私たちもCOCOWINのプロジェクトを応援させて頂きたく、試行錯誤を繰り返したカンボジアDACCでのオイル研究、村の方が研修に来られたこと、また、私たいも独自に石鹸、クリームなどアイテムを考案してご紹介をさせて頂いていることなどをお伝えさせて頂きました。
参加者のみなさんはココナツのレクチャーが終わるごとに、たくさんのご協力をされていました。
他方、展示会でも、スタッフの皆さんがとても楽しみながらご紹介してくださっていました。その姿を拝見する度に、とても胸が温かくなり、セアロ師から学ばれたことを心同じくして、実践なさっているのだなと思いました。熊本支援募金はじめその他の募金も熱心にご紹介されており、とても明るくて素直な方ばかりで勉強させて頂きました。
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ご紹介に励んでくださるスタッフ |
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ガッツさんも活動紹介 |
今回の断食明けはココナツオイルのパンでした。なんと会場に入られる間に徹夜で作られた貴重なココナツパン
参加者の皆さんは一口ずつ噛みしめて、美味しさを味わわられていました。
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断食明け ココナツオイルパンを召し上がられました |
私も心を込めて作られた物をとおして、これだけ心をかわすことができるのかと思う体験を頂き,
とても嬉しかったです。
皆様、たくさんのご協力をありがとうございました。すべて、活動に活用させて頂きます。
参加させて頂きまして、ありがとうございました。
<Reported by TOMIKO>