昨日は、GHS福山拠点のある福山市熊野町で唯一のスーパー
ふれあい広場クローバーにて『つながり市&音楽会』のイベントを開催し、GHSの活動紹介と展示会を開催させていただきました。
スーパー『クローバー』は数年前に、JAが営業をやめられて、何年か閉まっていました。
過疎化の進む高齢化地域であり、買い物難民のお年寄りが困られたために、平均年齢67歳というお年寄りたちがボランティアで再生したお店です。
そういうわけで買物の中心はお年寄りがほとんどで、
運営は、現在も60代~80代のボランティアでされています。
昨年の12月、GHSの展示会の依頼のために、運営の方たちにお話をさせていただいたところ、展示会どころか、レジの方が3名も引退されてスタッフ不足で困っている状況だということでした。
ということで、森田ことオラは、週2回半日ほどレジのお手伝いをさせていただくことになりました。
スーパーの中に入ればこそで、地元が抱えているいろいろな問題や、私がここでできることがさらに具体的に見えてきました。
高齢化、過疎化、休耕田の問題、野菜の廃棄、一人用の総菜が必要・・・
それはこれからの日本が通る道でもあるとおもわれます。
都会の人口は増えても、田舎はどんどん人が少なくなってきています。
ここ福山で、みんなが元気で笑顔につながるように。
小さなことから、何か自分にできることからやっていこう!
そういう思いから、昨年12月にアジア福山地方創生プロジェクト『くまの元気会』を立ち上げ、1月より始動開始しました。
福山の地方創生だけでなく、名前のアジアというのを頭にいれたのは、
発展途上国の田舎の地方創生も意識したからです。
2月にミャンマーの田舎を訪問しましたが、
今では日本にない、日本の原風景のような懐かしい場所。
現代のストレス社会で生きている日本人が置き忘れてしまった『何か』がこのミャンマーには残っていると感じました。
言葉にするとうまく言えませんが、
日本の若い人たち、お年寄りたちがここミャンマーにこられたらいいな・・・そうおもいました。
アジアのやる気のある青年たちを招へいして、
福山で一緒に交流できる場を持ったり、逆に日本からミャンマーの田舎にお年寄りや若者と一緒に行くことを夢見ています。
私がカンボジアに行ったことで、人生の転機になったというか、
大きく価値観がかわったように、日本での便利な生活があたりまえで生活している若者は、きっと大きく影響を受けると思います。
前置きがえらく長くなってしまいましたが、
クローバーに関わったり、来られたりしている方々が
元気になることをやろうと決めて、つながり市&音楽会を開催させていただくことになったわけです。
はじめはひとりで小さく展示会だけでもとおもっていましたが・・・
友人の音楽家たちが演奏を。
クローバーの男性方が焼き鳥を。
ご近所の元気会の立ち上げから関わってくださっている2家族の皆さんがカレーライスを前日から集会所で仕込み。
倉敷の拠点の仲間がコロッケを作り、クローバーの女性方が
公民館を借りて朝から揚げてくださり。
フリマで関わった方が、コーヒーとチーズケーキを手作り参加。
ブログを通じて知り合った方がスイーツデコで参加。
『つながり市』というネーミングの通り、ひとり、またひとりと
つながりが広がって・・・
お蔭さまで盛況に終わることができました。
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GHSのアイテムをお小遣いで協力くださった小学生。 |
GHSの活動報告も、プロジェクターでなんとかみなさんに報告させていただくことができました。
(パワーポイントが使えず、ウィンドウズについている新しいソフトをつかったので、前日夜中まで映像を四苦八苦しながら編集しました!)
音楽会は、用意した25席を超えて、立ち見して下さる方もありました。
今後くまの元気会と、GHSと、どのように関わりながらやっていこうか、まだまだ試行錯誤ですが、できることからどんどんやっていこうとおもいます。
『くまの元気会』は今は任意団体ですが、
ゆくゆくは農業法人にする予定です。
こちらもどうぞ応援してやってくださいませ。
くまの元気会HP