2019年11月18日月曜日

梅の里プロジェクト<森田>


福山の拠点では、地域全体が高齢化し、過疎化が進んでいます。
耕作放棄地は年々増えています。

くまの元気会『梅の里プロジェクト』と称して、梅を植えるための一歩を踏み出しました。
まずは草刈りからです。

参加者は地元の高齢者がほとんどですが、15名の参加で草刈りをしました。


この谷の田んぼ、美味しい米所 『甲谷米』として地域では知られています。
しかし水が入りにくく、水持ちも悪い棚田の場所は、毎年どんどん耕作放棄地が増えています。


美しい景色も、草がボウボウで 荒れていのししの住みかとなり、田んぼや畑は見る影もありません。

耕作している田んぼには、いのししよけの柵をしていても、荒れ地に接すると草で柵がみえなくなり、いのししに溝を掘られたりしながら、柵を壊してまで、侵入されてしまいます。

くまの元気会では、これらの耕作放棄地に梅を植えて再生しようと考え中でした。

しかし・・・・
やる気のあるみなさんは、高齢者ばかり。

「明日がわからんぞ~!」
と冗談のように笑っておっしゃいます。
しかし笑いごとではなく、病気をかかえて抗がん治療されていたり、手術をされて復帰されてる方が何人も。
本当に生涯現役を貫かれていて、人の為に尽力される方々たちと働かせていただくことは、ありがたいと言うしか言葉はありません。
彼らの思いに答えるべく、少し若い私は この地域のために少しでも力になりたいと切に願っています。

若い方と同居されていても、農業に興味がなかったり、働いて忙しかったりで参加はありません。

そこで今回は、ミャンマーの青年たちにもご協力いただきました。

春に竹の伐採と竹林の整備で協力いただきましたが、今回は来日したばかりの研修生もボランティアで参加してくださることになり、3名のミャンマー人の若くて元気な力を借りて、一日でかなりの草を刈ることできました!

男性たちが草刈りをしている間に、女性3人で昼食の準備をしました。
おでん、ホルモンの煮込み、えびのかき揚げ、豚汁、おにぎり、香の物、あたご柿。
バイキング方式にして、草刈りの後に庭や縁側で皆さんに召し上がっていただきました。
天気にも恵まれ、外は暖かいどころか暑くて、ベンチは木陰に移動して座りました!


草刈りでは危険を伴うので、みんな黙々と集中されましたが、食事をいただきながら、日本語検定の話や、ミャンマーの風習など、地域の方たちと楽しく交流の時間を持つことが出来ました。

草刈りは高齢者は午前中まで。

ミャンマーの皆さんと、若い(?)メンバーは夕方まで、荒れた田んぼの草刈りを続けました。


田んぼの地主さんと連絡をとりながらでしたが、やむなく放棄されている方がほとんどで、草刈りは喜んで下さいました。

一日かけて、谷はかなりスッキリとなりました!!!
水利組合からお借りした草刈り機は洗浄し返却。

今日はいのししがワナに二ヶ所でかかったらしく、ミャンマーの皆さんが帰られる前に、捕獲したいのししをわざわざ見せに来てくださいました。
いのししは、よくかかり、猟友会のメンバーさんはとてもいそがしそうですが、猟師も高齢化している上に、なりてが少ないらしく大変そうです。

荒れた谷が、美しい梅の里に変わる日はまだまだ先ですが・・
その日を夢見て、一歩一歩繋いでいきます!!

ミャンマー人のみなさん。
参加のみなさん、お疲れさまでした!
そしてご協力ありがとうございました!!!

2019年11月11日月曜日

アメリカ人体験会<森田>

土曜日は、アメリカ人の団体さん10名が、日本の田舎体験で来訪!

来られるのはお昼前と言うことで、サポートは頼まず、主人と二人で準備しました
おにぎりは、主人が説明して、各自に作ってもらいました。

アメリカ人の皆さんには、自分が食べたいだけの分量で握っていただきました。

結構バタバタとなりましたが、無事にお昼を提供し、里芋堀りと、ハーブの採取をしていただきました。


その後は、自分で好みのフレッシュハーブをいれたハーブティーと、ケーキを食べていただきました。


ハーブの効能をお伝えしたかったので、翻訳ソフトをコピペして張り付けましたので、変な説明もありました。

英語版ウィキペディアなどの文をそのまま使うとよかったと後からわかりましたが、皆さんには何となくでも理解していただき、喜んでいただきました。

胃腸の調子が悪い方もおられたので、セージやオレガノ、レモンバーベナなどを持ち帰っていただき、高血圧の方には、オリーブ入りのほうじ茶にして飲んでいただきました。

ビーガンの方や、オーガニック志向の方もおられたので、無農薬の野菜中心のランチや、ハーブはとてもよろこばれました。

天気がよかったので、グリーンラインをご案内して、瀬戸内海の美しい景色を眺めて帰っていただきました。



地元の料理と、自分でおにぎりを握る体験、里芋堀りの農業体験、瀬戸内海の観光と色々な体験を通じて楽しんでいただけたのではないでしょうか!

2019年4月9日火曜日

荒れた竹林の手入れ<森田>

昨日、一昨日と2日間、裏山の竹林の手入れを行いました。

裏の竹林は手入れをしておらず、竹林は広がる一方ですがどんどん枯れてもおり、イノシシは掘りまくり地面はガタガタです。
竹林が荒れたままになっていることは、ずっと気になっていました。

そのままにしていると、新しい竹が生えず、大雨になった時に危険だというアドバイスをいただき、何とかしなければと思いました。
思いはあれども、知識もなく時間も取れず、どうしていいものか・・・
なかなか手を付けられないままでした。

NPO法人CEALOグローバルハーモニージャパンの倉敷の拠点に現在ミャンマーのボランティアメンバーがおられ、ちょうど今年学校を卒業され就職準備中ということをお聞きしました。

ミャンマーでは、一昔前の日本のように、竹を燃やしてご飯を炊いたり、畑の支柱はもちろんすべて竹。
  
田舎では竹を組んだ家に住んでいます。
 
彼らが竹を使うことは日々の生活に密着しており、竹に関する知識は現代の日本人とは比べ物になりません。
  
一昨日は主人に倉敷まで迎えにいってもらい、
ガッツさんとともに、滞在中のミンウーさんも一緒に手伝ってくださるとのことで、2人が到着され、おそい夕ご飯を一緒にいただきました。
私は、以前ボランティアでミャンマーにはたびたび訪問しており、ガッツさんが孤児院で、日本語を勉強したいと手を上げたころから知っています。
日本語もまったくわからなかった少年が、何年もかかって勉強し、流ちょうな日本語を話すたくましい青年に成長。
NPOの支援を受けてミャンマーで初めて日本語を学んだ時に教えさせてもらった10年前を思い出すと、彼らの成長ぶりになんだか感極まるところもありました。

支援をする側、される側・・・
そこには上も下もなく、いつ反対の立場になるかはわからないこと。
アジアの支援に長い間関わらせていただき思ったのは、支援する側よりも、支援している側の方が実は学びが大きく、
みえないところでは逆に支援されているということ。

今回は、竹林の手入れでサポートいただき、彼らの知識や力は、もしかしたらこれからの日本には必要になってくるのではと思いました。

一昔前には当たり前だったこと、忘れ去られたような日本人の勤勉さ、道徳心のようなことも、彼らの中にはまだ健在です。
ミンウーさんも2014年にNPOの体験学習で来日され、ここ熊野町の私たちの拠点で1か月滞在、共に田舎の生活や農家の田植えを体験されています。
彼は高校生の時に右手を失くしており、片手ですが、なんでもやります。
変わらず丁寧な仕事をされていました。
片手でできないところはガッツさんと協力しながらも、器用に片手で竹を伐採していきます。

彼らが竹を切り、私はそれを運び出し、主人がチップにして、チップを運搬車で運ぶという流れでいきました。


一昔前の日本人はこうだったのかなあ・・・と連想するくらい、彼らは本当に勤勉です。

下の息子と同年齢ですが、うちの子には体力もちがうし、無理だろうな~~
今の日本人のこのくらいの年齢の青年だったら、たぶんみんなできないだろうなあ・・・

ナタとのこぎりの使い方が慣れており、またその仕事が早い早い!!!

私も彼らの仕事ぶりに奮発されて必死で切り出した竹を運びましたが、なにせ年齢も違います。
林の中を竹を引きずったり、抱えたりして何度も往復して、終わったころには足はガクガク(笑)

それもそのはず。
なんと1日で20000歩も竹林を歩いていました!!

竹山はイノシシが掘り上げてくれているお陰で足場は穴ぼこがいっぱいで、竹の切株も危険。
こけそうになりながらもなんとかこけないで作業が出来ました。

青竹はチップにするけど、枯れ竹は燃やすのでチップにしません。
最後に自分が運んだ枯れた竹の山にはびっくり。
夢中でやっているけど、ちりも積もれば山となるはこのことですなあ。

お陰様で荒れた竹林が1日かけて見事に再生しました。

ビフォー

アフター

翌日の午前中は、くまの元気会でイノシシの柵を取り付ける予定のところも、竹を伐採し、イノシシ柵をとりつける準備ができました。
この地域の住民は、周りを見回しても高齢者ばかり。
病気療養中だったり、体力的に無理がききません。
中山間地域ということもあり、地域の保全するのは大変です。

これからどこまでできるかわかりませんし、この谷がどうなっていくかはわかりませんが、
彼らの力も必要な時は借りながらも、みなさんと共にできることは最善を尽くしていきたいと思います。

ミャンマーのお二人さま、お疲れさまでした。
そしてありがとうございました!!

2019年1月27日日曜日

ミャンマーへの支援物資<森田>

昨年12月に、真備町の支援品募集のご案内をさせていただきました。
その後の報告です。

被災された方々に、お正月を暖かく迎えていただきたいと、急なお願いだったにも関わらず電気毛布や防寒着などが集まり、
年末に倉敷市のNPOの拠点に届けさせていただきました。

真備町への支援は、CEALOグローバル・ハーモニー・ジャパンで招へいされているミャンマーの方たちが中心になって働きかけられており、彼らの手によって、真備町に無事に届けられました。

ガッツさんからお礼のお手紙が届いておりましたが、みなさまにお伝えするのがすっかり遅くなってしまいました。
ガッツさんからの手紙
中心になって動いていた、ガッツさんというミャンマーの青年は、YMCA福山に通って日本語の勉強をしています。

グローバルハートスペースでは、これからもこのようなアジア支援の呼びかけがありましたら協力サポートさせていただきます。

今後も応援、ご協力のほど、よろしくお願いします。

ご協力いただいた皆様、ありがとうございました!!

昨日は、2月に届けられるミャンマー支援品の整理が大変そうだったので、倉敷のNPOの拠点に、サポートに行ってきました。

南国のミャンマーは異常気象の影響もあり、今年は防寒具が必要になってきているそうです。
今度はミャンマーの村の方々への支援です。

ミャンマーへはボランティアの方々の手によって直接届けられるので、集まりすぎても困ります。

ボランティアで訪問される方々に呼びかけられて集まったものを、
ひとつひとつを丁寧に梱包して、リストをつくり、重さを測って本当に丁寧に準備されています。

支援される側、支援をする側、いつどちらになるかもわからないような世の中。
国境も超えて、みんながそれぞれにできることをやって、お互いさまで助け合えたらいいですね!!!